2011/05/21

震災後PTSDの今後の対策について話してきました #ptsd_jp #311care #jishin

今日は、当初の予定ではトラウマ解凍ワークの日だったのですが、
人数があまり集まらなかった為中止となり、変わりに、主催の女性2名と
渋谷でお茶をしながら、2時間ほどお話しさせていただく機会を得ることが出来ました。

そろそろ、共同体意識を持って被災者自ら活動的になるハネムーン期を過ぎ、
忍耐が尽きる幻滅期に入る頃です。幻滅期では、メディアの災害報道が少なくなり
被災地以外の人の関心も薄れ、被災者は無力感・倦怠感にさいなまれるようになります。

幻滅期に入ったときに注意することは何か。それは、「励まさないこと」です。


だいじょうぶだよ
がんばろう
よくやっているよ
なんとかなる
考えすぎてるよ
思い過ごしだよ
はやく忘れなさい
明日はきっといいことがあるよ
きみならできるよ
ひとりじゃないよ
みんなで乗り越えよう

など、到って前向きな発言を止める必要があります。
(参考にしたサイト 災害時のPTSDを防ぐために、3つのこと。)

こうなると、もう相手に何を言ったらいいのか分からなくなりますね。
私も同様です。Twitterで何を発言していけばいいのか、悩んでしまいます。
ただ、出来ることはあります。それは「共感する事」です。
つい「何か言わなくては」と思ってしまいがちですが、黙って傾聴することも大切です。
SOSを出してくれた人に対して出来ることです。

また、PTSDは、例えば仮設に入れたなどしてホッとしたとき、力が抜けたときなどに
特に発症しやすいことや、地域性もあって、ご自分からSOSを出す方が少ないこと、
そういった方をどうケアしていけば良いのか、対話の場を設けるにはどうしたら良いかなど
実に内容の濃いお話しをさせていただくことが出来ました。

もちろん、数時間話しただけで良い結論が出たわけではありませんが、今後
どういった活動をしていこうか、今出来ることは何か。
その点については進歩的な方向性が漠然とですが見えてきた気がします。

ポータルサイトを作るのも方法かも知れません。
近場に避難してきた方をお招きして、集会を開くことが出来るかも知れません。
PDFなどを用意して配ることが出来るかも知れません。

可能性は色々とあります。
微力でも、みなで力を合わせれば何かが出来るかも知れない。
そんな希望が見えてきた、今日のお茶会でした。

今後、1PTSD患者である私が、どれほどのことが出来るかは分かりませんが、
諦めることなく、Twitterなどでも呼びかけを行っていきたいと思います。

2 件のコメント:

  1. http://syo-do.net/20110311/
    良い言葉があれば書かせていただきます。
    書で奉仕したい人が大勢います。

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  2. >K様
     ステキな企画ですね。見させていただきました。
     たくさんの作品が集まるのを楽しみにしています^^

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