誰にでも起こりうる、心や体の変調です。
決して、心が弱いから…などと思ったり、「もっと大変な人が居るのに」などと
自分を責める必要は全くありません。
とはいえ、ダメージを負ったことに変わりはありませんから、決して我慢せず、
医療チームや専門医、こころのケアチームに相談しましょう。
多くの場合、早めに対処すればPTSDに発展するのを防ぐことが出来ます。
また、家族や周囲に、いつもとは違う、下記のような症状が見られる人が居たら、
ぜひ医療チームなどに伝えてあげてください。
【被災した人なら誰もが感じること】
(1)地震が怖くてたまらない。
(2)大切なものを失った悲しみ、寂しさ。
(3)自分をとても無力なものに感じる。
(4)どうして自分がこういうひどい目に遭わなくてはならないのかという怒り。
(5)肉親や身近な人を助けられなかったことで、悔やんだり自分を責めたりする。
(6)将来に希望が持てず、不安になる。
(7)何事にも無関心、無感動になってしまうときがある。
【体に起こりやすい変化】
(1)疲れがとれない。
(2)眠れない、悪夢を見る、朝早く目覚める。
(3)物覚えが悪くなったり、集中できない。イライラする。
(4)吐き気、食欲不振、胃痛。
(5)下痢、便秘。
(6)動悸(どうき)、発汗、手足の冷え。
(7)その他(関節痛、腰痛、頭痛、めまい、性格の変化など)
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