現実を受けとめることができるようになります。
②「自分が○○をしていればあの人は助かったかもしれない」というような罪の意識を感じることがあります。自分の中に湧き上がる深い悲しみの感情を否定せず、自然に受け止めましょう。泣き叫んでもイイのです。
③大切な方が居ないことを実感し始めたら、家族や仲間に話を聞いても らい、
支えあうようにしましょう。苦しい時、寂しい時は、遠慮せず、周囲に助けを求めることが大切です。
④新たな生活へ移るとき、亡くなった方を思い悲しむだけでなく、その方が居ない状況に
徐々に適応していくことが大切です。亡くなった方への思いを大切にしながら、
新しい生活に向かう自分を認めることが必要になります
【きょうだいや親をなくした子どもに対して】感情を抑制させるような発言は避けましょう。
(「しっかりしなさい」、「お母さんを支えるようにがんばりなさい」など)。
身近な人を亡くした後、次のような症状が現れる場合があります。
症状が強かったり長引く場合には、専門医に相談する必要が出てくるでしょう。
◆ 亡くなった人のことで頭がいっぱいである
◆ 亡くなった人と同じ部位が痛む
◆ 思い出が不快である
◆ 死を思い出させるものごとを避けてしまう
◆ 死は容認できない
◆ 人生は空っぽであると感じる
◆ 亡くなった人と会いたくて仕方がない
◆ 亡くなった人の声が聞こえる
◆ 亡くなった人と関わる場所や物に引き込まれる
◆ 亡くなった人を見かける
◆ 死に対する怒り
◆ 自分だけ生き続けるのは不公平であると感じる
◆ 死に対する不信感
◆ 死を苦々しく感じる
◆ 茫然とする、あるいはぼーっとしている
◆ 他の人がねたましい
◆ 他の人を信じることが難しい
◆ たいていの時間、孤独を感じる
◆ 他の人を気にかけることが難しい
参考にした論文 「災害後の悲嘆(グリーフ)の理解と対応」
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